このガイドでは、systemInfo.jsonログを推奨帯域幅基準と照合することで、サポート担当者が顧客のハードウェア構成を検証できます。
重要な運用上の注意
- ログ更新:
- ハードウェアの一覧は、アプリケーションの起動時にのみ取得されます。systemInfo.jsonに現在のハードウェア状態や最近のケーブル変更を反映させるには、ログを取得する前にTrackMan Performance Studio (TPS)を再起動する必要があります。
- 対応ハードウェア:
- 現在、このレポートおよび検証方法で対応しているのは USB Cameras (E-Con) のみです。IDS や iPhone などの追加カメラには現在対応していません。
1. 推奨構成
- ホストコントローラーごとに1台のカメラ — ✅ サポート対象
- 信頼性の面で最良の構成です。専用の帯域幅を確保できます。
- ホストコントローラーごとに2台のカメラ — ⚠️ 非推奨
- 帯域幅の共有、ジッター、不安定化につながる可能性があります。
- ホストコントローラーごとに3台以上のカメラ — ❌ 非対応
- 帯域幅が不足します。システムクラッシュやデータ損失の原因になります。
2. データ分析 (systemInfo.json)
ログのパス: C:\ProgramData\TrackMan\TrackMan Performance Studio\Logs
使用可能なコントローラーの特定
「USB」セクションまでスクロールします。各一意のエントリは、データの物理的な経路を表します。
"USB":[
{ "Name": "Renesas USB 3.0...", "DeviceId": "PCI\\VEN_1912&DEV_0015..." },
{ "Name": "Intel(R) USB 3.20...", "DeviceId": "PCI\\VEN_8086&DEV_7A60..." }
]カメラのマッピングを確認
各カメラの「UsbControllerId」を、上で特定したコントローラーに対応付けます。
3. 実例
例1 — 過負荷状態のコントローラー(重大)
このログでは、3台のカメラがすべて単一のIntelコントローラー(Device 7A60)を共有しています。
"Cameras":[
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...DEV_7A60..." },
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...DEV_7A60..." },
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...DEV_7A60..." }
] 例2 — 負荷分散された構成(最適)
カメラは、3つの別々のコントローラー(RenesasとIntel)に分散されています。
"Cameras":[
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...6&2D8216F1..." },
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...DEV_7A60..." },
{ "Name": "See3CAM", "UsbControllerId": "...6&113DDA51..." }
]4. トラブルシューティングの症状例
- カメラの切断: セッション中にシステムがカメラを「切断」します。
- 低FPS: 帯域幅の制限により、AIMA/3DMAの精度が損なわれます。
- 動画の欠落: ソフトウェアが高速度録画を保存できません。
- 映像アーティファクト: ビデオフィードにグリーンの線や「ゴースト」が発生します。
5. 推奨手順
- 物理的な差し替え: 別のコントローラーパスになるよう、USB ケーブルを前面ポートと背面ポートの間で差し替えます。
- ハードウェアのアップグレード: マザーボードが追加のコントローラーをサポートしている場合は、専用の PCIe USB 拡張カードを取り付けます。